No.92

2008.11
三津子の俳句つうしん







月の舟ラッコのお食事タイムです  


舟に添いたわむれながら、おなかの上にエサをのせて食べるしぐさの愛らしさ。

流されないように海草を体に巻きつけて、そろそろおやすみの時間がきたのかな。







溜息をふたつこぼした黒葡萄


ふたりの心、ふたりの生き方も年々歳々、霧のかなたに押しやられ無理に作った笑顔さえも 今はない。秋のため息は、こんなにもふたりをモノトーンにするものかしら。

(ー。ー)フゥ〜 秋の空は高すぎて、幸せいろが見えないだけ。   






朴落葉敷きつめ死者の散歩道


晩秋に枯れる大型の朴の葉は、ばさりばさりと落ち葉する。道らしくもない 杣みちを死者は別れた人のかけらを探して散歩する。

死者の世界とはこのような色彩と、微音に満ち充ちているのであろうか。














(アケビの実)














            
曼珠沙華つむじは幾つありますか  


日本人は世界で一番つむじの「左巻き」が、多い人種である。子供のころ、つむじが2つ以上 あるのは、賢い子、つむじまがりの子と言われたものだ。今日つくづくと、しげしげと、合わせ鏡でつむじを眺める。
東西融合ひとつになってるよ? ハゲちゃったのかしらねえ。  








サランラップのひとりごとかなこぼれ萩


しゃらしゃらしゃら♪サランラップの音なき音が聞こえるよ。地味でもあり、粋でもある 萩の花咲くころは私のテンションアップ!  

今日は着物でおでかけしようかな。  













冷蔵庫開ければ上司出てきたり




眠れない人にあげましょ思い草  




九月の海へイルカのジャンプつづきます




空海さん羽音しずかに秋の蜂




デジカメに祭り太鼓のよこたわる