|
茄子漬と母をセットにして送る
|
|
 |
|
果実のようにみずみずしいナス漬は、
日本の夏を感じさせてくれる 貴重な一品である。
母の思い出が発酵してて、そりゃもう、うまいのなんのって。
|
|
|
文系に有利な金魚あつまりぬ
|
|
文系に有利な金魚社会の構造こそが問題なのだ。理系出の金魚たちの賃金の安いこと。
その上、弱者は死ぬというこの社会の厳しさ。こりゃ、もしかしたら、金魚社会に革命がおきるかも知れないぞ。
|
|
|
郭公啼く待合室はふたりだけ
|
|
駅から列車が遠ざかると、目の前の林の中から郭公の鳴き声がきこえる。
別にどーってこともないけれど、郭公のリズムに背中を押されるように、見ず知らずの待合室の人に
話しかけたいような、うたた寝でもしたいような、むずむず気分。
|
|
|
つり橋や渡れそうにない羽抜鶏
|
|
高いところに行くと、足がすくんだり、腰を抜かしてしまう超高所恐怖症の私。
ジェットコースターも、飛行機から下を見下ろすことも平気なのになあ。
観光途中のつり橋などは、まさに地獄で拷問を受ける思いだ。
|
|
|
発光しない蛍も飛びつづけます
|
|
こうした光の賑わいの中にも、発光しない蛍がいるんだよ。光らない蛍にも恋人できるかしら。
心配だなあ〜いえいえ、フェロモンでコミュニケーションをはかるから大丈夫♪
|
|
 |
|
|
立夏かなイルカの声を受信する
|
|
麦秋やふたりは解体されそうな
|
|
山の春つぼみのような月が出る
|
|
八月のしゃがんだ空を立て直す
|
|
オランウータン妻に去られしおぼろ月
|
|