|
揺り椅子やミモザの色に眠ります
|
|
 |
|
もうすっかり、さくら色から若葉色に移ったけれど、遅咲きのミモザの愛らしさに魅せられて。
揺り椅子で見た夢の黄色い時間よ〜椅子を揺らしてくれたのはどなた?
|
|
|
酢なまこや海の深みに咲く花よ
|
|
酢ナマコは好物だ。塩もみなどしない。腹を割いてワタを捨てヌルヌルのままぶつ切りにする。
磯の匂いがたまらない。実にうまい。硬いナマコは噛まないで飲みこんでも体内で溶けて
さらさらとした、血を作ってくれるというナマコの効用。
|
|
|
ロートレックの素描息づく水の春
|
|
ロートレックの素描は何回見てもいい。
情婦とか、キャバレーに集まる人々のスケッチの中に、ロートレックが生々しく息づいている。
ユーモアがあって温かくて、モンマルトルで人生を思いっきり謳歌して逝ったロートレック。
|
|
|
昼星と逢えない日々やつぼすみれ
|
|
昼の星、キラキラ星☆太陽がまぶしくて見えないだけ。そう、見えないほうがいい。
さまざまな思いがもつれ合うけれど、見えないキズナを信じて過ごすほうが幸せ。
スミレの花の、ほわーっとした匂いから伝わるメッセージ。
|
|
|
かげろうの乗り換えてくる五能線
|
|
波打ちぎわを、ギリギリに走る五能線の車窓からみる日本海の夕日は絶景なり。 ぼっちゃーんと沈んで・・・じ〜ん。
陽だまりだんごみたいな、かげろうは?
|
|
 |
|
|
十七歳の通り雨です花の冷え
|
|
草笛や山頂めざすポストマン
|
|
僕の嫁さん東京タワーから降りてくる
|
|
折り紙やキツネに折って懲らしめる
|
|
白内障鴨はしずかに流れゆく
|
|